2013年3月3日日曜日

国際結婚して日本に住んでる編 募集!&去った者にキビシい日本

だいぶ間が空いてしまいましたが主婦業とインフルエンザ、各種風邪症状に
家族全員が翻弄されていました。

国際結婚して

1、自国(日本)に住んでいる場合
2、ご主人の国に住んでいる場合
3、自国でもご主人の国でもない場所に住んでいる場合

の3つを考察してみようという話になっていましたが

1の意見がまだ聞けてませんので 募集したいと思います。

以上。


と強気に終わりにしたいとこですが、私個人でもそのケースの意見収集に

当たってまたここでご紹介したいと思います。
一時、発言小町でトピックを立てて、意見を募集しようと思い立ったのですが
規約を読んだら、勝手に掲示板とその返答の内容を利用しないでくれと書いてあったので
それはボツ。

もし読んでいらっしゃる方でこのケースに当てはまり一言語っていただける

というのなら是非コメント欄にご一報ください。



ところで、かそるらさんからメールで

「スペインで同性結婚している日本人男性がネット上で悩み相談をしていた」という話を聞いたのですが

ここフランスでも少し前に同性結婚が法律的に認められました!


って話が逸れました。そうじゃなくて、


同性結婚が認められている国で結婚したホモセクシュアルの方たちは

日本ではどんな扱いになるんだ?

という事に焦点を当てたかったのです。


思うに、独身扱いでしょう。(注:わたくし何も調べずに言っちゃってます)



日本って、国際化に熱心なようで

(12月に里帰りした時、日本では小学校前の子どもの英会話教室がかなり流行っている様子でした)
日本という国の態度を見ていると本当に国際化をする気があるのか
と首をひねることがあります。

その首をひねる態度とは↓こんなもの。


① 例えば国籍の問題。

日本は二重国籍は禁止で、うちの子どもたちは現在国籍の選択は「保留」してありますが
20歳ごろに、二者択一を迫られます。

”あなたは日本国籍を取るのかね、それとも捨てて他を選ぶのかね”

という選択です。

二重国籍がなぜ認められないのか理由はあるのでしょうが

それを認めている国もあることから不可能ではないはずです。
実際、国際結婚をして子どもを外国で育てている父兄が、国が二重国籍を認めるよう署名を集めているのを見ました。その後の進展は聞いていません。
逆に聞きたいのは、二重国籍に何の不便があるのかという事。
純血統を守りたい とか。
怪しいデミ(半分)外国人を入国させたくないとか。
あながち笑い飛ばせない回答であるような気がします。


② 離婚して子どもを連れて日本に帰った場合

国際法があって、もし無断で子どもを自国につれて帰った場合、裁かれるのですが
日本はそれに加盟していません。なので子どもを連れ帰っても法的に裁かれません。
以前、日本人女性と離婚したフランス人男性が自分の娘を一目見ようと日本に来て四苦八苦していたドキュメンタリーがやっていました。結局写真を手にしただけで面会は拒否されていました。
これは日本人を守っているともいえますが、国際舞台には立っていない訳です。
国際法に加盟するよう今後も求められることでしょう。


③ NHKの外国語放送

これは国際化しなくていいとこでしている例。
今やTVの無料チャンネルは星の数ほどありますが、外国にいても無料でNHKの放送が見られます。ただしNHK Worldといって、英語で放送されています。たまにインタビューなどは日本語で答えていることもあって、意識を集中させてここぞとばかりに日本語を堪能しているのです。なぜ 英語? 誰に向けて? それは明らかです。外国人に向けて。
でも世界には英語がわかる人ばかりじゃないのに。 番組の内容も cool japanとか日本のいい所を外国に見せようというようなもの。漫画などのカウンターカルチャーから王道の観光名所や文化遺産まで。

外国で日本を懐かしんで生活している日本人より、外国人を取るんですか。ええ。


と私は思ってしまいます。


有料日本語放送となればきちんと日本語で放送されています。

しかし、他国が1000円で一ヶ月見られるとしたら、日本は4、5倍高いと記憶しています。個人的にはこれは、駐在家族に対するサーヴィスだと私は認識しています。
普通 国際結婚をして暮らしている一般的な家庭に対してこの値段設定は良心的ではありません。


ちょっと刺々しい感じが文章からしたら

それは徹頭徹尾隣での息子の妨害を蹴散らしながら書いていたからだと
思ってください。


国際化をする気があるの?

去った者に冷たくない?

この二つ 日本に問いかけたい質問です。










7 件のコメント:

  1. ツイッターで ハーグ条約調印って大騒ぎしていたから 調印したのかと思ったらまだみたいですね。 このハーグ条約の一歩前の日本の親権問題がまず 国際化よりもなんというかこの問題の焦点ではないかと。 離婚後親権をどっちが持つかという。日本ってちょっと前まで 離婚したら父親のみが持っていたのだけと たぶん 今は ちょっと前進して「どっちかが」親権を持つ になったんだろうと思います。 でも 普通は両方が親権を持つ。 スペインもそう。だから 離婚したとき そのあたりが ちょっと困るんですよね。(思うんだけど 父親だけにしたいけど そういうわけにもいかないから 選ぶってことにしたんではないかと 法律を作った時点では。) 結婚に関しては 国際法にしてほしいわ。

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  2. 知らなかった!調印する方向には進んでるんだ。
    ほんとだ、今チェックしたら。
    そう、親権は共同親権が普通。だから離婚大国のフランスでは
    週中がお母さんとだったら週末はお父さんの家に行って過ごす。
    子どもを挟んで離婚しても元結婚相手との絆は絶対に切れない。
    日本だったら、もう顔も見たくないっていって実際会う事もない事が
    多いのでは?
    ここ すごく差を感じる所。
    今後、その辺の気持ちの切り替え、顔も見たくない相手とも
    付き合って行く覚悟 日本人には一番必要だと思う。

    国際結婚を考えている人達も 和解して離婚ならいいのだけど
    和解できない場合 タフな状況になること
    きちんと覚えておいて欲しい。

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  3. 初めましてmixiのコミュから遊びに来ました。
    うちの場合は、夫は長く日本の会社で普通の会社員をしていましたけど、今は一応第三国に住んでいます。一応と言うのは、夫が第三国のシチズンシップを持っているので完全に外国というわけではありませんが、夫が生まれた国ではないです。

    日本の国際化がなんか変だぞっていうのは同感です。

    ただ、重国籍の問題は、世界的には重国籍は認めないっていう方向に動いていますし、国連も重国籍には否定的です。欧米でも重国籍を持っていると就けない仕事がありますし、国籍は1つがいいと言うのが国際意見だと思います。私個人的には重国籍欲しいですけどね(笑)
    ヨーロッパではデニズンシップなるものを作って外国人の権利を広く認めようとしている国もありますが、あまりうまくいっていないようです。

    ハーグ条約もかなりトリッキーですよね。離婚して勝手に子供を日本に連れ帰ったら、日本が条約に批准したら子供を連れ戻されたりしますし、旦那さんの国の法律を準拠法にして離婚した場合、相手が承諾しなければもう2度と日本に帰れないなんてことになったりしますし、それを無視して日本に連れて帰ったら誘拐犯として捕まったりしますし。実際に自分の子どもを日本に連れて帰って誘拐犯になっている日本人はかなり多くいます。捕まっていないのはハーグ条約を比批准していないから。。。上手に離婚できなかった場合はほんとに大変だと思います。特に相手の国で離婚した場合は、言葉の面もあって離婚条件が不利になりかねないですものね。

    私は法律専攻だったので、このあたりをしっかり調べてから結婚しました。最初はお手軽に離婚できる日本法で(笑)

    ちなみに私は最初の結婚は日本人とで、2番目と3番目が国際結婚なのですが、最初の離婚から15年、ずっと子供の父親とは連絡を取り合っているし、日本に帰った時は会ったりしています。
    最近は日本人同士の離婚でもかなりそういうパターンは増えていると思いますよ。特に調停離婚なんかだとその辺はきちんと公正証書に残しますし。その辺は国際化でしょうか(^^;

    役所や普通の企業はまだ鎖国してるのか?って思うことがよくあります。まず、外国には送ってくれない。
    債権債務関係なんかも外国までは追いかけて来ないし(^^;
    いいのか悪いのか(笑)

    面白いブログですね。
    また遊びに来ます。

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  4. さすが法律部卒業。
    法律の事はぴのこさんに訊け!
    ですね。

    調べ始めると終わりが無くて、法律関係は苦手な私です....
    じゃないな。使ってある言葉がわからない。文脈が読み取れない。
    日本語だとしてもわからない。
    日本国憲法でも、その意図する深い意味が読み取れませんもん。

    重国籍ではない方向に国際社会が進んでいるとは知りませんでしたよ。

    このあいだ、読んだハーグ条約のニュースでは
    日本国内での離婚に影響を及ぼしそうだと言っていました。
    今後、離婚したな場合もぴのこさんのところのように
    続いて行く関係になる推進力になるだろうと。

    ぴのこさんは現在お住まいの国の法律にはお詳しいですか。
    それがフランスならレクチャーしていただきたいです。

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  5. いや、私欲に走りました。
    ぴのこさんがお住まいなのがどこであれ
    それに関わるみなさまの為にレクチャーして欲しいです。

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  6. (笑)
    おーやまさん、面白い!!

    私が日本の大学を卒業したのはかなり前なので、ちょっと怪しくなっていますけどね。。。

    住んでる国の法律を知らないで暮すってちょっと怖いなぁと思って、今、こちらの大学の法学部に通っています。自分に経済力をつけたいという狙い目もありあすが(こっちがメイン!?笑)
    外国語で法律の勉強ってバカバカしくなるほど難しく感じることもありますけどね。法律用語は普段使う言葉と違ったり、難しい言い回しをしたり、外国だとやたらラテン語を多用したりとっつきにくくはありますが、法律を知ることで自分や家族を守れたり、誰かを助けたりできるから、知って無駄になることはないと思います。

    でもフランスじゃないです。フランス法も面白そうですね。

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  7. フランス人に言わせると日本人は自分の国の法律を
    知らなさ過ぎるそうです。
    フランス人は我が身を守る為に法律に関する意識は
    高いです。
    またころころ変わるから、うかうかしてられない。

    分かります よく分かります。
    知らないと危険なのは。
    でもできないんですねー。

    たぶんぴのこさんが法律を知らずにはいられないのと
    同じレベルの話だと思います。

    変えられない性格。

    でもいい考えですよ。自立の為に法律をやるのは。
    法律の相談役として日本人相手に仕事があると思います。

    私の知っている方もフランスの大学で法律を勉強しつつ
    法律関係の翻訳、通訳をやってらっしゃいます。
    専門分野があるのはいいですよ。

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