2013年3月25日月曜日

心に風がふくとき

かそるらさん、みなさま
お元気ですか。

前回募集した「国際結婚をして自分の国に住んでいる」方々の
ご意見をはじめ、それ以外のケースの興味深いご意見がぞくぞくと
集まっています。
近いうちに そのご意見をこの場を借りてご紹介させていただきます。


ところで春先の3月、私は毎年 気持ちが不安定になりがちです。
日本にいたら、お別れの季節だけれど この地では無関係。
花粉症も 日本に比べてひどくない。
感傷的な気分を増幅させる桜もまだ咲いていない。
なのに 体が覚えているのかふと さみしいような虚しいような
気持ちになってしまいます。

なんなんでしょうか。

気持ちが沈みがちなとき、この時ばかりは きっと日本にいた方が
気晴らししやすいだろうなと思います。


友達が近くにいて家族がいて、馴染みの店があって
和食と本屋と温泉まで

やめましょう。


気が沈んだとき私がするのは
1、寝る
睡眠には素晴らしい癒す力が秘められていますよ

2、村上春樹について誰かと語る
思わずアナーキーな気持ちが熱くなってしまいます

3、運動する
家で手軽にストレッチ、ヨガもいいけど、私は1年に2回ぐらい一人きりで
泳ぎに行きます。
毒素が排出できます。

4、アイロンをかける
春樹の小説の中の「僕」がアイロンをマメにかける訳が分かりました。
抗鬱効果があります!
好きな音楽を聴きながらだと効果大ですが、あいにく子どもがいると
しまじろうの声をバックにかけざるを得ません。


5、線香を立てて拝む。
お線香って高いんですね。前回日本で買って来ました。
自分のルーツが感じられます。


6、お経を読む
恥ずかしながら数年前お経の本を一冊持って来ました。
病んでましたかね。でも歌った後と同じ効果があります。


みなさんは、気が塞いだとき どうしていますか。

教えてください。



2013年3月3日日曜日

国際結婚して日本に住んでる編 募集!&去った者にキビシい日本

だいぶ間が空いてしまいましたが主婦業とインフルエンザ、各種風邪症状に
家族全員が翻弄されていました。

国際結婚して

1、自国(日本)に住んでいる場合
2、ご主人の国に住んでいる場合
3、自国でもご主人の国でもない場所に住んでいる場合

の3つを考察してみようという話になっていましたが

1の意見がまだ聞けてませんので 募集したいと思います。

以上。


と強気に終わりにしたいとこですが、私個人でもそのケースの意見収集に

当たってまたここでご紹介したいと思います。
一時、発言小町でトピックを立てて、意見を募集しようと思い立ったのですが
規約を読んだら、勝手に掲示板とその返答の内容を利用しないでくれと書いてあったので
それはボツ。

もし読んでいらっしゃる方でこのケースに当てはまり一言語っていただける

というのなら是非コメント欄にご一報ください。



ところで、かそるらさんからメールで

「スペインで同性結婚している日本人男性がネット上で悩み相談をしていた」という話を聞いたのですが

ここフランスでも少し前に同性結婚が法律的に認められました!


って話が逸れました。そうじゃなくて、


同性結婚が認められている国で結婚したホモセクシュアルの方たちは

日本ではどんな扱いになるんだ?

という事に焦点を当てたかったのです。


思うに、独身扱いでしょう。(注:わたくし何も調べずに言っちゃってます)



日本って、国際化に熱心なようで

(12月に里帰りした時、日本では小学校前の子どもの英会話教室がかなり流行っている様子でした)
日本という国の態度を見ていると本当に国際化をする気があるのか
と首をひねることがあります。

その首をひねる態度とは↓こんなもの。


① 例えば国籍の問題。

日本は二重国籍は禁止で、うちの子どもたちは現在国籍の選択は「保留」してありますが
20歳ごろに、二者択一を迫られます。

”あなたは日本国籍を取るのかね、それとも捨てて他を選ぶのかね”

という選択です。

二重国籍がなぜ認められないのか理由はあるのでしょうが

それを認めている国もあることから不可能ではないはずです。
実際、国際結婚をして子どもを外国で育てている父兄が、国が二重国籍を認めるよう署名を集めているのを見ました。その後の進展は聞いていません。
逆に聞きたいのは、二重国籍に何の不便があるのかという事。
純血統を守りたい とか。
怪しいデミ(半分)外国人を入国させたくないとか。
あながち笑い飛ばせない回答であるような気がします。


② 離婚して子どもを連れて日本に帰った場合

国際法があって、もし無断で子どもを自国につれて帰った場合、裁かれるのですが
日本はそれに加盟していません。なので子どもを連れ帰っても法的に裁かれません。
以前、日本人女性と離婚したフランス人男性が自分の娘を一目見ようと日本に来て四苦八苦していたドキュメンタリーがやっていました。結局写真を手にしただけで面会は拒否されていました。
これは日本人を守っているともいえますが、国際舞台には立っていない訳です。
国際法に加盟するよう今後も求められることでしょう。


③ NHKの外国語放送

これは国際化しなくていいとこでしている例。
今やTVの無料チャンネルは星の数ほどありますが、外国にいても無料でNHKの放送が見られます。ただしNHK Worldといって、英語で放送されています。たまにインタビューなどは日本語で答えていることもあって、意識を集中させてここぞとばかりに日本語を堪能しているのです。なぜ 英語? 誰に向けて? それは明らかです。外国人に向けて。
でも世界には英語がわかる人ばかりじゃないのに。 番組の内容も cool japanとか日本のいい所を外国に見せようというようなもの。漫画などのカウンターカルチャーから王道の観光名所や文化遺産まで。

外国で日本を懐かしんで生活している日本人より、外国人を取るんですか。ええ。


と私は思ってしまいます。


有料日本語放送となればきちんと日本語で放送されています。

しかし、他国が1000円で一ヶ月見られるとしたら、日本は4、5倍高いと記憶しています。個人的にはこれは、駐在家族に対するサーヴィスだと私は認識しています。
普通 国際結婚をして暮らしている一般的な家庭に対してこの値段設定は良心的ではありません。


ちょっと刺々しい感じが文章からしたら

それは徹頭徹尾隣での息子の妨害を蹴散らしながら書いていたからだと
思ってください。


国際化をする気があるの?

去った者に冷たくない?

この二つ 日本に問いかけたい質問です。