2013年8月25日日曜日

”チャイニーズ”という野次を考察する

かそるらさん、皆様、ご無沙汰してしまいました。

家を変わるって 消耗しますね。
家のこと以外にも 学校やガスや電気やインターネットや
ビザや運転免許や まだ山積みです。

でもなんとか長男が小学校に上がると同時に引っ越せそうです。

物も 捨てることができました。
こんなことがないと 使わない物が溜まってしまいます。

かそるらさんは 物を捨てるの 得意ですか。

私は 捨てられる方だけど 今回自分で買っていない譲り受けた
本たち

本を捨てるのには抵抗があったなあ。

ぜんぜん自分の分野じゃない本も 外国にいると
希少価値があって なんだか取っておいてしまうし。

結局 中途半端に 整理できた感じです。

まだ人生を達観していない私です。


そろそろ本題に。 

ヨーロッパにいれば だれでも一度ぐらいかけられると思う野次 

”シノワーズ!”  フランス語で中国人女性

あるいは 

”チナ!”    スペイン語で中国人女性

について 前から話してみたかったのですよ。 


私自身も フランスに来た当時 すでに35歳だったというのに
中坊達に野次られましたが

今回は 私たちではなく 子ども達について取り上げたいと思います。


長男も幼稚園の年中さんの頃から シノワー と遠くから野次られる
ことがありました。


どのくらい頻繁かは分からないけど

登下校中に回りの親子連れの会話に シノワー という単語が出ると
びくっと反応していたので

過敏になっているのは確かでした。


フランスの子どもって、おおらかで 
よそ者が来たぞ
排除排除 っていう 方向には行かないんですよ。

移民や異文化などの異質な物に慣れているからか。

というといいイメージだけど、少し違うかも。

アラブ系の人達が
フランス人のひんしゅくを買う役割を見事に演じているので
アジア人は 大目に見られてるのかもしれません。

うん どこでも不満のはけ口はありますね。


自分が日本人だと言うと

アジアの方は リスペクト を持ってらっしゃるから いいわよねえ

という反応が良く返って来ます。


リスペクト? 一昔前のラップの歌詞?

とピンと来なかったのですが要するに


アジア人はアラブ系の人達と違って 回りに迷惑かけないからいいわよねえ 

という含みがあるようなのです。


確かに 私たちは 道の真ん中に車を止めて クラクションを鳴らされたら
逆切れしたりは しません。


(もちろん アラブの方も人によって違います。他の民族がそうであるように。)



そんなんで、どちらかというと優遇されているアジア人

のはずなのに

”シノワー!”

の呼び声。

どこまで悪意があるのか ないのか。

どんな気持ちでそう言いたくなるのか。


スペインはまた事情が違うでしょうが どう思いますか?

読んでくださった皆さんもぜひご参加ください。


こういう野次って シノワー 以外にあるのでしょうか?

私は思いつかないのだけれど。



 


2013年5月3日金曜日

ハーフの子供はかわいいのか?

おーやまさん ありがとう。
たくさん 色んな人の状況や意見が出ていて 読むだけですみません。
でも この中で一番印象に残ったのは 子連れで再婚されて 純日本のお子さんとハーフのお子さんを持ってらっしゃる方。 子連れで再婚って日本でもだいぶ 昔に比べてゆるくなったと思うけど 欧米社会ほどではないよね(ですよね。おーやまさん)
で ハーフの妹を持った場合って 日本にいるより外国にいるって 絶対正解だと思いました。
娘は 日本で生まれて ハーフだったから かわいい かわいいと言われて
でも本人は そういうのがいやだったのね。 良いことだから言ってもいいってわけではなく
それも一種の差別だっていうようなことは わからないと思う。 たとえば 海外に住んでいて オリエンタルはきれい とか言われるのも 別に悪くはないけど なんか 違うと。 たとえば アフロ系アメリカ人が 日本で踊りがうまいんでしょって言われると不愉快って言ってた あれと同じ。 私は個人として生きていますって言いたくなる ようするにそういう気持ちなんだと思う。 おおざっぱなひとくくりで片づけてしまう これが個人主義の反対のところにあるものなんだと思います。
で ハーフの子はかわいいって言われて 純日本人のねえさんのほうが ちょっと不愉快な気持ちになったりすると そんなの関係なくても やっぱり兄弟の関係にちょっと かかわっていくのではないかなと思った。 欧米だと そう言う点は 比較的楽かなと。 おまけに彼らにとっては半分も全部も オリエンタルの顔ってほぼ同じみたいだし。 で うちの息子なんて けっこう日本人だったから 日本ではたいして注目をあびなかったんだけど だからこそ スペインについたとたん なんてかわいいんだ と連呼されて 長女があの人 まちがってる かわいいのは私よ と 憮然としていた。 
だからきっと あのぴぃさんのお嬢様たちは ちゃんと正しくかわいいという価値観の中にいて どっちもきっと注目あびていることでしょう。
美醜なんてどうでもいいってことももちろんあるけど でも うちの娘 公園で遊んでると よそんちのママに 「あ まりあちゃん うちの娘の横にこないでーー うちの子のぶすがめだつんだもん」とか言われて そう言われると そのお子さんだってそうかなって思って マリアとつきあいたくなくなる。 そういうわけで なんとなく友達はオーストラリアのハーフの子とか 男の子たちだけだった。 なんかこんなのが ずっと続くのはいやだな と思って スペイン引っ越しを 娘が四歳の時 ちょうど二千年になったこともあって決めたのです。
うちのだんさんは 13年日本で働いてきた人だから もう いまさら引っ越すのはいやだな と思っていたのです。それをかきくどいて スペイン移転。 いい年だからなかなか職もみつからず どうせなら 田舎に引っ越そうって 田舎に引っ越して。田舎には田舎の問題点がいっぱいありますが ここでは長くなるので。
とにかく たぶん 日本にいるよりは わたし自身のストレスは少ないかなと想像しています。 たぶん。 それと 子供達が音楽を勉強できたのがよかったなと思います。日本だったら ものすごく高価な習い事ですものね。 
そういうわけで
最近 長いちゃんとした文章を書かないので ちょっと ぐちゃぐちゃですが。
「私はハーフでかわいいのよ」と 開き直れなかったら海外の方がらくかな と言う結論で。
あと 家族の複雑な関係に関して そんなにはたが興味を持ったり 個人のことにはいりこまなかったり する点では 欧米社会は楽 ですよね おーやまさん。

2013年4月27日土曜日

皆様からの生のご意見4  よし日本に来い。後は任せろ編

 ご主人が祖国を離れ日本で生活している編。

奥様の生活に変化は無くてもご主人に対する
現実的+精神的な支えは
続く....


 emuemuさん

まず簡単な自己紹介からします。
インドネシア人の夫は三年間の研修生として来日していて、日本で出会いました。
イスラムになるかどうか迷いましたが、なることに決め結婚。

幸い結婚後も同じ会社に雇ってもらえることになり、また来日。
結婚して今年11年目です。
子供は三年生の男の子がいます。

二年に一度ぐらいのペースでインドネシアに行くのですが、二週間程度。
ずっと日本暮らしですので、子供はインドネシア語がほとんどできません。
パパがある程度日本語が初めからできたため、子供には日本語で話しかけて
しまうそうです。小さい頃は少し数やら簡単な単語を教えていたので、
それぐらいはできますが。私も同じぐらいです。

めんどうなことといえば、役所関係の手続きはほとんど私。
夫は話すのは得意でも読み書きが苦手です。
今年、夫が地域の児童福祉係をしますが、代わりに私が会議に出たり、
出なくても書類を読んで流れを把握し説明をしないといけません。

いいことは結構人あたりのよい夫で、私は日本語教室のボランティア教師
なんですが、国際交流関係でよく夫に声がかかるのを引き受けてくれるので、
人とのつながりは広いと思います。子供もインドネシア舞踊ができますし。

それと夫は、私の母を大事にしてくれ同居も快諾してくれ、三年ぐらい前から
自分ら建てた家で同居してます。いろいろ持病があるため、やはり安心。

後輩研修生が次々と入社してくるので、先輩として慕われているようです。
会社と近いこともあり、たまにみんなでパーティーしたり、手続きのお手伝い
をしたり、できることはしています。


インドネシアへ行くと夫に頼り切りになってしまいますが、自分の国で生活
するのは勝手がわかるので、住みやすいです。あちらは全く違う習慣、文化
なので戸惑うことだらけなんですよ。クローバー





 AkARIさん
 はじめまして(*^^*)
22歳でアフリカン31歳と結婚しました。


2010年4月にアフリカで結婚し先に日本に帰国し半年後に旦那を日本に呼びました☆
旦那は入国して半年不定期のバイトをしてましたがハローワークで今の仕事(日本人のみの職場)をゲットし今現在も続けています★
因みに不定期のバイト期間は旦那が主夫をし私が生計をたててました。

去年子供も産まれ今は私が主婦状態です(^-^)

因みに入国した当時旦那はスワヒリ語+英語を少し喋れる人でした。

周りの方々に恵まれた環境なので割りとのびのび陽気なキャラクターを発揮してますよ笑





ゆっこさん
 こんにちは。
やっぱり、どこに住んでもそれなりに大変な面はありますよね。

 結婚して2年目、日本在住です。

 夫(仏)がワーホリで来日し、そのまま結婚。
仕事は・・・手に職があるので、それを活かして震災後に開業(整体師です)しました。

 当時、日本語はほとんどできず、(現在はカタコトですが、なんとか・・・)、書類関係、場所探しや準備はすべて私がやりました。私も自営業なので、そういうのに慣れていたからよかったものの・・・自分の仕事もしながら、夫の仕事も手伝い、結婚準備も同時進行。
 しかも、開業してすぐ軌道に乗るわけもなく、経済的にも大変で、けっこうストレスでしたね。

 私の家族は皆近くにすんでいて、サポートしてもらえたのでありがたかったです。
あと、夫がびっくりするくらい楽天家でストレスをあまり感じないタイプなので、それによってイライラすることも多々ありますが、つられて「どーにかなるか」っていう気持ちになれます。

 今やっと落ち着きました。
どこに住むにしても、問題はやっぱり仕事ですね。あと、食べ物が合うかどうかは重要だと思います。
 



まとめ
このパターン成功の秘訣

ご主人が日本に馴染みやすいキャラかどうか。
周囲に愛されるかどうか。

うちはここで引っかかりました。← 笑うとこです

バトルってましたから。

2013年4月21日日曜日

皆様からの生のご意見3  新天地を求めての決断編

生のご意見第三弾です。
今回は 日本で出会った二人が新天地へ旅立つ編です。


ぴぃ

外国暮らしって言葉の壁と稼ぐ力(経済力)が大きな問題な気がします。

うちはイギリス人夫と日本で出会いました。
夫は専門職で日本の会社で働いていて、出逢った時で在日10年目。
私も会社員、日本で一緒に暮らしたのは1年半です。
収入はお互いにかなり高かったので経済的な問題はそんなになかったです。
書類の手続きなどは夫はずっと会社の秘書や上司にお願いしていたらしく、結婚後も私は全く何もしていません(^^;
なので日本で暮らす煩わしさは特になく、しいて言うなら子供(私の連れ子で純日本人)が学校でお父さんがガイジンだからってとやかく言われたり、周りの人からの好奇の目で見られることくらいでしょうか。

出逢った時から夫は既にオーストラリアに移住することに決めていて、私も子供の教育は絶対に英語圏でと思っていたので、結婚して1年後にオーストラリアに移住しました。

まず困ったのは夫の仕事。日本と同じ職種に就いたものの、日本での11年はキャリアとしては認められず、不況で会社の規模を縮小することになり、真っ先に辞めさせられてしまいました。
年齢も高いし、大学院卒、キャリアも長いからジュニアの職では雇ってもらえず、かといってシニアの職に就くには日本での11年がキャリアとしては認めてもらえず、、、本当に日本での11年が足を引っ張っています。

専門職なのに不況もあって、仕事を見つけるのが難しくて合計で16ヶ月も無職になったり、生活は常に厳しいです。
私は仕事をしようにも英語もできないし、一時こちらの監査法人で働きましたがこちらの学歴がないと難しいと感じました。

現在は夫は全くの職種変えで、ゼロからの出発です。20代の若い人たちと一緒に学生をやっています。
私もいつまでも夫の収入におんぶに抱っこというわけにはいかないので、資格取得のためにこちらの大学に通っています。

どこの国で暮らすにも、きちんと仕事に就いて収入を得ることができるかどうかは重要な問題ですよね。
それには言葉や学歴の問題もありますし。。。日本の学歴は日本国内でしか通用しないのは以前から感じていたので、子供には英語圏で教育を受けさせようと思っていました。

海外に住んで、また大学で勉強しているというのは、いい機会に恵まれたんだと自分に言い聞かせてできるだけポジティブに考えるようにしていますが、言葉の壁は本当につらいです。

オーストラリアのいいところは、勉強をするにも仕事を始めるにも、年齢はあまり関係がないところです。
逆に今から日本に帰ったとして、ブランクもあるし年齢的にもアラフォーの私に以前のような仕事はないように思います。


それからたまに日本に帰ると、ハーフの下の子は何かにつけてハーフだハーフだと知らない人にまで色々と声をかけられ、ハーフの下の子と一緒にいる 純日本人の上の子は電車の中で女子高生に「あの子はきっと残念なハーフだね」ってこそこそ言われるし(笑)、たまに日本に帰るだけでも色々言われて本当に 煩わしいのに、日本で暮すのはさぞかし面倒くさいだろうなぁと思いますたらーっ(汗)

どこの国に住んでもそれぞれいいところもそうでないところもありますよね。





ぴぃさんご夫婦のお話を聞いて思い出した事。
両親の仕事の都合で外国に行く子ども達。
日本で適応力が高く優等生な子ども達の方が
外国での学校生活に二の足を踏んでしまうそう。

ぴぃさんはそういうタイプだと思いました。
今までの価値を置いて新しい世界に飛び込むのに時間はかかるかもしれませんが
元来能力の高いぴぃさんならその後めきめきと
頭角を現す事と思います。

かそるらさん
やっぱり日本の人間関係は煩わしいって!
 

2013年4月9日火曜日

皆様からの生のご意見2 夫君を支える大和撫子の決断編

皆様の生のご意見2を続いてご紹介します。


今回は結婚してから日本に数年住んだ後、海外へ移住した組。
海外移住を後押ししたのは、日本でのご主人の仕事への疑問。 

選択肢の狭さ、待遇への不満、それまでのキャリアを日本では生かせない両国の互換性のなさなどが原因で日本を離れ、ご主人の仕事選びにプラスになる海外(主にご主人の国)へ移住された方々です。



はるこさん

日本にカナダ人の旦那と2年、東京に住みましたが、旦那はある技術系の国家資格を持っていてそれを生かせる仕事がなく、英会話教師でバイトしてました
カナダと日本の国家資格はお互い互換性が無いようです

わたしたちは、それでカナダに戻った組です(^-^)

旦那はさすがに直ぐに仕事が決まり、手に職があったので私の仕事も幸運にもみつかりました
こちらではこっちの学校をでていないと、なかなかまともな仕事は見つからないので、私の周りの日加カップルは奥さんが専業ってのが多いです
まあ別に働く必要ない/働きたくない奥さんもいると思うけど、とにかくダブルインカムは少数派。

逆に日本の国際カップルは、共働きが圧倒的に多かったです。外国人旦那さんは大体、英会話教師か外資系のヘッドハンター。奥さんがちゃんとした仕事がないとローンを組むのも難しいかも

私たちにとってはカナダがに住むのがbetterな選択だったと思いますが、やっぱり日本は恋しいですね(>_<)

でもどちらにしろ、お互いの母国に住んで相手の文化を肌で学ぶ事をオススメします。日本について中国と区別がつかなかった旦那は、今では日本大好 き、日本食大好きで、それに私のこともずっと本当の意味で理解してくれるようになりました。日本に住んだ2年間は無駄じゃなかったです。







くまさん 

こんにちは
夫はオーストラリア人で2人の子供がいます
私達は7年間日本に住み2年前にオーストラリアへ移住しました

日本在住中は
私の両親の所有している家(両親の住んでいる家は別)に住み
夫はALT、私は専門職で共働きで
生活には困らない収入はありました


夫は学校との直接雇用ではなく雇用形態は「派遣」
なので、同じ学校で働きたくても3年が限度で移動を言い渡され
その後は色々な理由で3度ほど勤務先が変わりそのたびに引越し
1年の契約終了後は仕事はあるのか、どうなるのかわからないという状況
その上、厚生年金、保険なども勤務条件にはついておらず
国民年金、保険に加入し旦那の納税も私が手続きしていました

夫の日本語が上級だったら状況も違ったのかもしれませんが
「日本語勉強してよ!」と強くも言わなかったです

子供が小さいうちは引っ越しもさほど影響はないのですが
小学生にもなるとたびたびの引越しは子供にも大人にもストレスだし
私の仕事も安定しないので

上の子供の小学校入学を期に移住を決めました

日本暮らしで思ったことは

・役所関係、銀行、子供の幼稚園、学校関係、私の家族との関係などは私が主導権を握る(笑)
・何をするにも私は日本語で意思疎通が出来て、言葉に関してのストレスはない
・私の家族や友人とすぐ会える
・派遣のALTでは安住の地が見つけられない
・私達が住んでいた田舎ではまだまだ「主夫」が受け入れられない
 (夫が無職の時に私だけが働いていた。私達はその状況は平気だったが外野がかなりうるさかった)

そして
夫の就職活動の幅が広がり
家族が地に足をつけて生活できることを期待して
オーストラリアへ2年前家族で移住

思ったより現状は甘くなく
夫は就職できずに1年間学校に通い資格を取り
最近就職しました
夫は他にも資格を複数持っていましたが
資格修得が昔々だった事
7年間の日本生活でその資格を生かした経験がなかった事
それらも就職に結びつかない理由だったようです
そして、不況もありますね

移住後1年間は旦那の両親宅に同居
その後、家を購入し引越し
私は現在
日本での私の国家資格を
この国の資格へ承認してもらうために
学校で勉強中

移住後2年間で思ったこと

・オーストラリアでは日本より社会福祉が充実している
・よって、仕事がなくてもビザにもよるが衣・食・住・教育・医療には困らない
 (個人の価値観の違いや住む地域にもよると思いますが)
・夫と私の家族が全面協力してくれたので、なんとかなった(なっている)
・私の家族や友人とはすぐ会えないがスカイプで映像は見える
・書類関係は夫がやる(私への説明付き)
・建て前での付き合いや家族での行事や伝統が日本よりもはるかに少ないので煩わしさが少ない
・日本にいた時よりも家族の長期目標がたてやすい
・今のところ短期間で引っ越す必要はなさそう
・子供の宿題が理解できない時があり、悲しい・・・・

といった感じですね

どちらに住むのが良いのか悪いのかはわかりませんが
何を優先させるかですよね

私達は「夫が複数の仕事を選択できる」を優先させました




付け加える言葉もないほどきめ細かに説明してくださいました。
それぞれお一人お一人のケースがヴァラエティに富んでいるので
私の脳みそではまとめきれません。

ただ、夫が仕事に満足していないという状況は、妻は何も出来ない分
歯がゆく心を痛めます。私にはそういう経験があります。
 

私達がフランスに移り住んだ経緯は(最後に触れたいと思います)
これが一因でした。
日本の社風に馴染めない夫を見るのが辛く
海外に出た方が楽だ 
私は何とかなるが 夫(頭の固い)は日本に合わせられない 

と移住を決めました。


ヨーロッパを甘く見てました。笑
しかもヨーロッパでも夫の職場環境への不満は募り...
皮肉な事に、日本風の働き方がある程度身に付いていた夫はヨーロッパ人の働き方が理解できくなっていて。


それでも人はいつまでも同じ場所には立っていません。
否が応でも変わります。 
私たちが出来るのは、少しでも良い方向に変わろうと力を尽くすことのみ。

少しだけ顔を上げて
今日も
背筋を伸ばして行きましょう。

 

2013年4月5日金曜日

皆様からの生のご意見1 景気に勝る動機はない編

1、国際結婚して自分の国に住む場合
2、国際結婚して夫(または妻)の国に住む場合
3、国際結婚して自分のでも夫のでもない国に住む場合

この3つを考察してみようということで、ミクシイ内のコミュニティで
トピックを立てた所、たくさんの興味深いご意見をいただきました。

まず結果を言うと、この3つを考察しようという言い方はかなり乱暴でした。
当初私はお気楽に
国際結婚もいろいろあるけどお、1番2番3番のうちどれが一番おいしいのかな〜
という日本人的、何でも比較してランキングする発想に基づいていました。

皆様の実体験に基づくご意見を読ませてもらって、個人の実体験は比較の対象にはならないことを知りました。

なので生のご意見を紹介するにあたって

1、国際結婚して自分の国に住む場合
2、国際結婚して夫(または妻)の国に住む場合
3、国際結婚して自分のでも夫のでもない国に住む場合
 という分類ではなく、他の分類方法を用いらせてもらうことにしました。

国際結婚してどこに住むかを決めた理由、それを元に分類していきます。


まず、最初は ゴールドラッシュ☆金が出たら掘りに行け
の如く、今世界の中で最も景気がいい地域からのご意見です。


 まずりっちゃん♪さん
上海在住、旦那が中国人です。

・自然に囲まれ、自給自足の生活をしたい
・旦那若しくは妻に手に職があり場所を選ばずお金が稼げる(就職できる、自営できる)
・夢を追いかけている(アーティスト系で金がなくても夢がある)
・配偶者の母国が非常に治安が悪く生活が困難
・配偶者の母国と外交が無くビザが取得できない

上記に当てはまらない方なら、、、、

生活していける(金が稼げる)場所に住むのが良いのではないかと思います。。。

愛があったら結婚はできるけどお金が無ければ結婚生活を継続できないので(生活ができないので)。。。

日本語が話せない外国人が不況の日本(ま、世界的に不況だけど)で仕事ができる程甘くないし。嫁に稼ぎがあるなら別ですが。。。

また、日本語ができるだけの外国人ができる職業にも限りがあり、日本で生活するにはそれなりの収入も必要だと思います。。。

ちなみに、、、我が家の場合。。。

旦那は上海の日系企業勤務で、私より高い給料を稼いでいます。夫婦共働きで、中の上位の生活水準です、、、上海は東京の物価の1/4程度なので。

仮に旦那が仕事を止め日本で生活したい!!!と言っても私は止めますw

旦那は日本語が話せて技術がある中国人ですが。。。すぐ仕事が見つかるほど日本での就活甘くないと思うので。

上海は日系企業も多く、世界中が不況と言ってもまだ仕事があるので、中国語が片言の私でも就職もでき、そこそこの給料が稼せげるので。

環境面で言えば。食の問題、大気汚染とかいろいろありますが、、まwしょうがないかな。。。と、、、

治安はほとんど日本と変わらないです。特に危険な目にも自分から危ない場所に行かない限り大丈夫。

教育面で言えば、日本よりも教育に力を入れています。小学校から厳しい試験があり、落第もありますし、小学校1年から英語も必須科目です。塾、家 庭教師をつける家も多いし、また、毎日の宿題は1日2時間位かけないと終わらない量。。。遊ぶ時間もなくちょっと可愛そうです。。。 

日中問題とかいろいろいわれていますが、日本で放送されている程、上海では盛り上がってなかったし(地方の中国は別)

福祉が安定していて歳を取ってからの生活に不安がない北欧なら別ですが。。。

ある程度貯金も出来るような環境でないと、将来歳を取り稼げなくなってからの生活が不安なので。。。

なので、私は現実的にそこそこ稼げて、貯金も出来る(将来の備えもできる)治安の問題も無い場所。って事で、旦那の地元の上海での生活を選びました。

また、中国の場合、地元意識が強い、親戚のコネで何とかなる事もあるので、上海での生活の方が良いかなっていうのもあります。

また、中国(上海)では日本人は好かれていますw日本人妻ってちょっとしたステータスですw

でも、日本では中国人て、、、どちらかというか評価良くないしw

国が変われば、考えも変わると思いますが。。。うちはそんな感じです。 






次はあずきさん
 

はじめまして。mixiから来ました。
私も国際結婚(夫は台湾人)で、どちらの母国でもないカタール(中東の小国です)に住んでます。子供も一人います。
出会ったのもカタールなので、結婚するにあたり住む場所で悩むことはありませんでした。

我 が家にとって、カタールに住むメリットで一番大きいのは経済的なこと。外国人の賃金格差が大きい国ですが、専門職や管理職以上に限れば、日本と比べても若 干良いぐらいの賃金水準だと思います。台湾(日本の1/3)とは比較になりません。税金が無いというのも大きいです。台湾の義実家に仕送りをしているの で、生活は豊かではありませんが、カタール(もしくは同等の環境の国)で無ければ仕送りしながらの生活は不可能だと思います。
次は私にとってのメリットですが、台湾の義実家や親族からの干渉から自由でいられます。台湾は何かと過干渉なのが当たり前らしく、子育てや生活習慣その他、色々と口を出してくるのが普通だとか…とても絶えられそうにありません。
子 育て環境も良いと思います。治安も良く、アラブ人もその他の外国人も子供に優しい人が多いので、外食(5つ星ホテルのレストランもOK)に連れて行っても 問題なし。外国人が多いので、インターナショナルスクールも多い(まだ需要に供給が追いついてませんが…)です。子供は少なくとも3ヶ国語(日・中・英+ アラビア語?)は身につく環境にいます。
外国人が多い国なので周りにも似たようなカップルは多く、夫婦のお互いにとって全くの外国ですが、意外と馴染みやすく、住んでる実感もあります。

デメリットはビザ等の手続きが必須だということ。日本人は観光ビザの取得も容易ですが、台湾人の夫は失業した場合、1ヶ月半以内に次の仕事を見つけないと国外退去になってしまいます。
豚肉は手に入りますが、飲食店では一切提供されないので、たまに無性に豚骨ラーメンが食べたくなる…という禁断症状に見舞われます。
外国人には年金制度等、老後の保障は無いので、自分たちで将来設計をしないといけません。

日本語が話せない夫は日本では仕事が見つけられないだろうし、台湾は給与水準が低すぎるので、リタイアまではカタールかUAEあたりに住み続けることになりそうです。




今日は上海と中東の国カタールのお二人のご意見を紹介しました。

2013年3月25日月曜日

心に風がふくとき

かそるらさん、みなさま
お元気ですか。

前回募集した「国際結婚をして自分の国に住んでいる」方々の
ご意見をはじめ、それ以外のケースの興味深いご意見がぞくぞくと
集まっています。
近いうちに そのご意見をこの場を借りてご紹介させていただきます。


ところで春先の3月、私は毎年 気持ちが不安定になりがちです。
日本にいたら、お別れの季節だけれど この地では無関係。
花粉症も 日本に比べてひどくない。
感傷的な気分を増幅させる桜もまだ咲いていない。
なのに 体が覚えているのかふと さみしいような虚しいような
気持ちになってしまいます。

なんなんでしょうか。

気持ちが沈みがちなとき、この時ばかりは きっと日本にいた方が
気晴らししやすいだろうなと思います。


友達が近くにいて家族がいて、馴染みの店があって
和食と本屋と温泉まで

やめましょう。


気が沈んだとき私がするのは
1、寝る
睡眠には素晴らしい癒す力が秘められていますよ

2、村上春樹について誰かと語る
思わずアナーキーな気持ちが熱くなってしまいます

3、運動する
家で手軽にストレッチ、ヨガもいいけど、私は1年に2回ぐらい一人きりで
泳ぎに行きます。
毒素が排出できます。

4、アイロンをかける
春樹の小説の中の「僕」がアイロンをマメにかける訳が分かりました。
抗鬱効果があります!
好きな音楽を聴きながらだと効果大ですが、あいにく子どもがいると
しまじろうの声をバックにかけざるを得ません。


5、線香を立てて拝む。
お線香って高いんですね。前回日本で買って来ました。
自分のルーツが感じられます。


6、お経を読む
恥ずかしながら数年前お経の本を一冊持って来ました。
病んでましたかね。でも歌った後と同じ効果があります。


みなさんは、気が塞いだとき どうしていますか。

教えてください。



2013年3月3日日曜日

国際結婚して日本に住んでる編 募集!&去った者にキビシい日本

だいぶ間が空いてしまいましたが主婦業とインフルエンザ、各種風邪症状に
家族全員が翻弄されていました。

国際結婚して

1、自国(日本)に住んでいる場合
2、ご主人の国に住んでいる場合
3、自国でもご主人の国でもない場所に住んでいる場合

の3つを考察してみようという話になっていましたが

1の意見がまだ聞けてませんので 募集したいと思います。

以上。


と強気に終わりにしたいとこですが、私個人でもそのケースの意見収集に

当たってまたここでご紹介したいと思います。
一時、発言小町でトピックを立てて、意見を募集しようと思い立ったのですが
規約を読んだら、勝手に掲示板とその返答の内容を利用しないでくれと書いてあったので
それはボツ。

もし読んでいらっしゃる方でこのケースに当てはまり一言語っていただける

というのなら是非コメント欄にご一報ください。



ところで、かそるらさんからメールで

「スペインで同性結婚している日本人男性がネット上で悩み相談をしていた」という話を聞いたのですが

ここフランスでも少し前に同性結婚が法律的に認められました!


って話が逸れました。そうじゃなくて、


同性結婚が認められている国で結婚したホモセクシュアルの方たちは

日本ではどんな扱いになるんだ?

という事に焦点を当てたかったのです。


思うに、独身扱いでしょう。(注:わたくし何も調べずに言っちゃってます)



日本って、国際化に熱心なようで

(12月に里帰りした時、日本では小学校前の子どもの英会話教室がかなり流行っている様子でした)
日本という国の態度を見ていると本当に国際化をする気があるのか
と首をひねることがあります。

その首をひねる態度とは↓こんなもの。


① 例えば国籍の問題。

日本は二重国籍は禁止で、うちの子どもたちは現在国籍の選択は「保留」してありますが
20歳ごろに、二者択一を迫られます。

”あなたは日本国籍を取るのかね、それとも捨てて他を選ぶのかね”

という選択です。

二重国籍がなぜ認められないのか理由はあるのでしょうが

それを認めている国もあることから不可能ではないはずです。
実際、国際結婚をして子どもを外国で育てている父兄が、国が二重国籍を認めるよう署名を集めているのを見ました。その後の進展は聞いていません。
逆に聞きたいのは、二重国籍に何の不便があるのかという事。
純血統を守りたい とか。
怪しいデミ(半分)外国人を入国させたくないとか。
あながち笑い飛ばせない回答であるような気がします。


② 離婚して子どもを連れて日本に帰った場合

国際法があって、もし無断で子どもを自国につれて帰った場合、裁かれるのですが
日本はそれに加盟していません。なので子どもを連れ帰っても法的に裁かれません。
以前、日本人女性と離婚したフランス人男性が自分の娘を一目見ようと日本に来て四苦八苦していたドキュメンタリーがやっていました。結局写真を手にしただけで面会は拒否されていました。
これは日本人を守っているともいえますが、国際舞台には立っていない訳です。
国際法に加盟するよう今後も求められることでしょう。


③ NHKの外国語放送

これは国際化しなくていいとこでしている例。
今やTVの無料チャンネルは星の数ほどありますが、外国にいても無料でNHKの放送が見られます。ただしNHK Worldといって、英語で放送されています。たまにインタビューなどは日本語で答えていることもあって、意識を集中させてここぞとばかりに日本語を堪能しているのです。なぜ 英語? 誰に向けて? それは明らかです。外国人に向けて。
でも世界には英語がわかる人ばかりじゃないのに。 番組の内容も cool japanとか日本のいい所を外国に見せようというようなもの。漫画などのカウンターカルチャーから王道の観光名所や文化遺産まで。

外国で日本を懐かしんで生活している日本人より、外国人を取るんですか。ええ。


と私は思ってしまいます。


有料日本語放送となればきちんと日本語で放送されています。

しかし、他国が1000円で一ヶ月見られるとしたら、日本は4、5倍高いと記憶しています。個人的にはこれは、駐在家族に対するサーヴィスだと私は認識しています。
普通 国際結婚をして暮らしている一般的な家庭に対してこの値段設定は良心的ではありません。


ちょっと刺々しい感じが文章からしたら

それは徹頭徹尾隣での息子の妨害を蹴散らしながら書いていたからだと
思ってください。


国際化をする気があるの?

去った者に冷たくない?

この二つ 日本に問いかけたい質問です。










2013年1月21日月曜日

国際結婚を考察 どちらでもない国に住んでる編

こんにちは かそるらさん

俳句推敲してる場合じゃなかった。

先週 42に歳が繰り上がってしまったりしてなかなかのぞく時間が
ありませんでした。


うんうん こういう考察してみたい。


ご存知の通り 
私は 自分の国でもなく 夫の国でもない
日本でもスペインでもない場所に住んでいるので
3番目が当てはまります。

この場合の すぐ頭に浮かぶ まず いい事。
それは 言語環境です。

子どもがバイリンガル または トリリンガルに育ちやすい。

例えば 1の母親と同じ国である日本に住んでいる場合と
2の父親と同じ国であるスペインに住んでいる場合のように
片親の言語が 環境で使われている言語と一致すると
子どもはその言語が強くなりがちです。

それは納得しやすいですよね。

私の回りの日仏カップルの子どもたちも 
幼児期はお母さんの言葉である日本語を話していても
歳を追う毎にフランス語が強くなって行く傾向が見られます。

一向にフランス語が強くならなかったらどうしよう
うちの子 っていう反対方向の心配は抱えながらも
日本語はまずまず残ることは確信しています。
(ひとつ特筆すべき事がありました。夫は日本語が達者なので
うちの家庭での第一言語は日本語です。第二言語は夫の母語であるスペイン語、一番話されないのがフランス語です。)

これは 母親である私にとっては少なからず心安らぐ話です。
思春期を迎えた子に ろくに聞き取れやーしない
若者フランス語でまくしたててこられる図はあまり想像したくないですので。

あとは 言葉と同じ意味で
文化についても どっぷり母親 または 父親の文化に浸かってしまう
ことは ないかも
これは いいのか悪いのか分からない。
アイデンティティ的にどうなんだ と言われれば。
ねえ、 よくないかも....
ただ子どもが どちらかの文化に偏ると 片方の親がちょっぴり寂しい思いを
するかもしれない。あくまで 予想ですが。
そういう意味では第三の国に住むのは両親にとってフェアです。

ここまでをまとめると
3番目のケースは
上手く行けば コスモポリタン
失敗すると 根無し草

今 ぞくっ としました。


次に3番目のケースの苦労。
これには 事欠きませんよ。
まず、わたしの滞在許可証。
2005年夏にフランスに入って、滞在許可証を得たのは2007年の春。
2007年と言えば息子が産まれた年です。
妊娠後期に 朝7時前から行列に並ぶのはごめんでした。

幸いそれには至りませんでしたが
この間 どんだけ気を揉んだか のど元過ぎても忘れてません。

まず、例外的なカップル(フランス人との結婚によるビザ申請ではない)なので
普通の公務員はどういう手続きを踏んだらいいか知らないわけです。
一方私たちも フランスの常識とか 物事の進め方 を
知らない訳です。フランス人じゃないから。だから要らぬ心配も相当したと思います。

とにかく面倒くさいうえに重要な手続きには
とことん振り回されました。

ちなみに 夫はスペインにいながら学校の勉強はフランス語だったので
言葉はかなり操れる方です。でも 言葉じゃないんですよ。

円滑に社会生活を送る為に必要な物は。


もう 今は慣れたけど
どちらでもない国に住む
それは いつもぴりぴり緊張している 安らげない状態です。


たまに夫の実家に帰ると
ただ 夫の国だというだけで
大きな安心感を感じました。
いっしょに町を歩いていても 我が物顔だったと思う 私。


フランスでは 二人で歩いていても いつも旅行者のような
不安な気持ち がつきまとっていました。


とうとう フランスにも根を張って来たけど

すっごく 大変でした。ここまで。









2013年1月16日水曜日

国際結婚をちょっと考察したいと思います。

国際結婚の場合た
実際は 普通に結婚しても 同じようなものかもしれないけど
とりあえず
国際結婚の場合
日本人女性と という場合のみで考えていきます。
あんまり色々考えると複雑になりすぎるので。

で 日本に住む場合
  夫の国に住む場合
  どちらの国でもないほかの国に住む場合

という三種類の場合があります。

で どれが一番楽か 今回考えてみたいと思うのですが。
どうでしょう。

私は夫と日本で知り合って 娘が四歳になるまで 日本に住んでいました。
だから 公園デビュー だってしてるんです。
自慢します。
おーやまさん。
その後 夫の出身地 マドリッドを経て このカソルラに住んでいます。

たぶん 日本に住んでいると 実家に帰るのもらくだし(今は母はこっちに引っ越してきましたが) 結婚前の友達にも会えるし 図書館がある。 日本の図書館は最高。 本屋がある。
おいしいものが好きなものが喰える。 子供の勉強も教えやすい。 あと もっと色々 メリットってありますよね。たぶん。
でも スペインに引っ越そうって決心したのは わたし。
なぜ? やっぱり 子供のことがあったからかな。
ハーフはとりあえずかわいいことになってるから
女の子の友達の横にいると
「あら マリアちゃん やめて。 うちの子のブスがめだつ。 やだー。」っていう
ママ友(と言っても そんなに親しくない公園のお友達)の言葉に あきちゃった
というか うちのめされた というか そんなにすごいことでもないけど
こんなんじゃ ちょっとまずいのではないか そう思ったのです。
で 子育て というポイントだけに絞ると スペインの方が住みやすい。
子連れの女性に優しいし。 ただ 教育 という ポイントはどうかなー。
基本はどこでも同じですね。 やはり 家できちんとするしかない。
子供がらみ以外で見ると。 外国人として生活するのは たぶん らくです。
特に ちょっとずれている日本女性の場合はね。

で おーやまさんの場合 フランス。 いかがでしょうね。
フランスに住む というのは 旦那様にとっても 決心が必要なことだったのでしょうか。
スイスで食べるハモン・セラーノはいまいちなんだよねーって スイス在住スペイン人が言っていたから 食べ物に対する郷愁は同じくらい? 

ちょっとテーマが書ききれてないのですが なんとなくこんな感じで話題を広げていきましょう。

でもね 公園デビューしたのよね。 しみじみ。
断乳とかおむつトレーニングとか 子育てのことばも覚えたし。
でも断乳って すごいことばだとおもいませんか?

2013年1月11日金曜日

橋の落とし方

明けましておめでとうございます。
今年が みなさまにとって 幸多からんことを
お祈り申し上げます。

今週7日から息子の幼稚園が始まったのに伴って 先週末日本への一時帰国から
戻って参りました。

戻って来て いつもついやってしまう事。
時差ぼけで疲れ気味でありながら
つい料理に力を入れてしまう。

つまり
日本で食べた料理と張り合ってしまう。

こっちだって そんなに悪くないぞ
と自分を納得させたいために。
こっちの生活を 肯定したいがために。


村上春樹さんが言っていたけど
料理というのは空気付き で、ある場所で食べたものは
異なる場所で食べても同じ味わいにはどうしてもならない
という話。
聞いた事がありますか。
私は全面的に賛成するんだけど
だから材料も揃わないのにここで和食を作ったって
無駄な抵抗であり そのうえ空気付き なんだから
日本で食べる和食に叶うはずもない。

ということは
ここにある材料でここの料理を作らないと
太刀打ちできないのだけれど
でもやっぱり コシードの出がらしの肉に
スーツケースに忍ばせて来た
ポン酢をつけて食べてしまうんです。

そして敗北感を味わうのです。


時差ぼけが残っている間は
自分がどこにいるのか
心の一部はまだ日本にいるような
うすら悲しい感覚があって
嫌です。


”おい、橋は落としたか

橋を落とさなければ どこにも行けなくなってしまうぞ”

ふふ 村上ワードの連続。

ぼっ

私も心の中で 橋を落として
今あるフランスの生活に
集中しなければ。


でもね
これも覚悟と同じで
橋の落とし方をよく知らないんです
私はまだ。

2013年1月8日火曜日

ピアノの階段を上ってね。

すっごい問題を抱えていても
それを 直接どうしよう とかしないで
ちがった方法で 対峙してみたほうがいいかも
とか
そういうことを色々 考えさせるビデオです。

ピアノの階段




ろばに無理矢理 水を飲ませようとしても無理。
飲みたくないときは ぜったい飲まない。
そして 飲みたくても のどが ものすごく乾いていても
実は ものすごく 神経質なろばくんは
けっして汚い水は飲まない。

2013年1月2日水曜日

覚悟ということばを人生で最初に 認識したときのこと



覚悟ということばを一番 頭にやきつけたのは 海老先生の授業。
乃木将軍自刃の話。
というより 乃木将軍の奥様が一緒に自刃された話。




出でましてかへります日のなしときくけふの御幸に逢ふぞかなしき




という歌を残して自刃している。

首をつったり 切腹したりすると 脱糞するので きちんと綿をおいどの穴につめておいた
という話を海老先生に聞いて 覚悟というものはそういうものか とおもったのです。


覚悟はたとえ頭でしていても 体は覚悟を裏切る可能性がある そういうふうに思ったのです。



そして その可能性を知り尽くして 前に進んでいくということが覚悟なのだと。


スペインに移住するにあたって覚悟したかどうか。
けっこう難しい質問です。
なんといってもちゃらんぼらんですから。


たぶん きちんと綿を穴につめこんでいたからよかったのだと思います。
綿は 子供たちです。
子供連れで行くのはたいへんでは ありませんか と 当時何度か訊かれました。
体と心 メンタリティ。
これは 理性だけでは どうにもならない。このことを知って初めて
覚悟について 語れるし 覚悟できるのだと思います。
覚悟は おいどの穴に綿をつめること。
とりあえず におわないように。
覚悟っていうのは 必ずしもかっこいいことではなく
ものすごくかっこ悪い自分を認識することなんだと思います。

それにしても 乃木将軍のおくさんになるっていうのは たいへんですね。
ほんとに覚悟がいることだと思います。
明治天皇崩御で夫とともに自刃することができるか・・・ 
できないと思います。