2014年1月14日火曜日

空の巣症候群って

1セントの夢さん

知ってますよ。その症候群。

私は結婚が遅くてまだ子どもが巣離れしてませんが 1セントの夢さんが

今どんな気持ちなのか もしよかったらお聞かせください。

いずれは 私も経験する事ですから。

それにブログに書くのは、客観的に状況を見るという作業にもなるので 何らかの癒しに繋がるやも 知れません。

コメントが上手く送信できなかったということで 少し心配ですが

コメント欄に長々と書いてくださったらうれしいです。許可頂ければ、それをコピーしてトピックに立ててもいいし。 



女って因果な商売ですよね。



産まれてしばらくは中性みたいなもので、初潮が来て女になる。
その後、結婚して自由が制限されて、出産してますます自由が制限される。
でもその限られた中で自分なりにやりがいや妥協点を見つけて、独身時代とは別の価値観を組み立てて行く。

私も子どもができてから、お菓子を手作りするようになりました。
だいたい自分が手作りより既製品が好きだったから、考えもしなかったことでした。
子どもが出来て、手作りするようになるって、凡百の母親像に与してますが、
でもそれが嬉しかった。

それ というのは母親達が歩んだ道筋を自分も周到するということです。


なんというか、自分が 埋もれる事が快感でした。


だから  空の巣症候群も 違った目で見たら 気持ちよかったり

しないか。



因果な商売 の続きだけれど

そんな風に女って ”村上春樹的に言うと”

喪失と再生を繰り返してる。



そうだ、私も10年もしたら生理が来なくなるだろうから

もう一度 喪失が待ち構えてる訳だ。



自分の母の話で恐縮ですが

母はけっこう冷淡なとこがあって。 笑

私 大学の後 実家に戻って 働いていたんです。

仕事は好きでしたが 正社員ではなく 自立したら貧乏暮らしは免れない。

でも楽しくおかしく生きていたら 29歳のある日


あんた 、30になったら家を出て行ってもらうでね


と告げられました。



1セントの夢さん、わかります?

ずっと出て行かないと行かないで 目障りになってくるんですよ。

だから 悲しいぐらいのタイミングで巣立った方が 乾杯ですよ。



でも その母の一撃のおかげで

私の人生は 次のステップに進みだしたので 

今では ありがたく思っています。

その上 出て行けと言った手前

その後 私が海外にボランティアに行こうが

ボランティアから帰国後に現在夫と 同棲を始めようが

母は何も言えませんでした。

ふふ。